NPO法人くまもと文化振興会／発行
定価 800円＋税
総合文化誌「KUMAMOTO」28号を発行しました。
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特集１ 平川虎臣没後50年
「文学者・平川虎臣」といっても知っている人は少ないだろう。だが、東京では『改造』『新潮』『中央公論』などで徳永直や上林暁らと肩をならべて大活躍し、熊本にあっても同人雑誌『文学無限』などに筆を執り続けた文学者である。没後50年にあたり虎臣のあゆみや作品論、没後の再評価、遺族からの寄稿などと共に、ふれることの少ない虎臣作品の一つ、「乳房」を収載させていただいた。
作家魂を貫いた平川虎臣 中村青史
平川虎臣という人 岩井賢太
平川虎臣との出会い 吉岡七郎
父を想う 平川菊世
美しくいまも輝く虎臣の世界 井上智重
【参考作品】「乳房」 平川虎臣
特集２ くまもとの仏教美術
熊本は仏教美術の豊かなところだ。仏像はすぐにお寺や宗教に結びつけられ、「縁がない」と思ってしまうものだが、それらを除いて「美術」としてむきあうと実に豊かで創造的ですらある。巻頭のカラーページとも連動し、くまもとの仏像の魅力を紹介する。
山鹿市鹿央町・康平寺跡観音堂の仏像群 中西真美子
八代の仏像と寺院 石原浩
阿蘇山護法・乙護法について 佐藤征子
松本喜三郎作 二体の観音菩薩像 正田吉男
特集３ カントリーゴールド30年
10月20日のカントリーゴールドは、これまでの感謝として開かれる。30年間、表舞台に立った人、裏方で頑張った人、それに強烈なファンなど、それぞれの想いがあるだろう。だが、何といっても世界を舞台にかけてきたチャーリー永谷さんの感慨が第一とインタビューを行なった。加えてカントリーゴールドを成立させるために働いてきた協力者の方からの原稿をいただいた。
かけがえのない仲間と育んだ「約束の日」は終わっても、日米交流は続けます！ チャーリー永谷
チャーリーさんとの思い出 吉田高成
カントリーゴールドの誕生からファイナルへ。そして、感謝！！ 高辻満男
カントリーゴールドと共に歩んだＫＣＭＳの30年 ビリー二村
カントリーゴールドと私 近澤眞人
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