総合文化誌KUMAMOTO 第35号 近日発売予定

総合文化誌『KUMAMOTO』35号/目次

 

 

彫像のある風景 県庁ほか  写真・文 鈴木之夫 

アーティストの主張 共鳴  加藤久子 

写生と邂逅  若杉昇 

干支招福開運凧  舩﨑直一 

私の一枚  右田洋一郎 

巻頭言 文化活動は自由闊達で在野的なもの  村上輝和 

私の文化論 論語よ天を衝け  岩元克雄 

熊本の「古楽」事情考  楳本光男

「くまもとタネと食を守る会」知ってますか?  田尻和子 

植民地支配と修学旅行  申福貞 

渡「満」八〇周年「満州」来民村開拓団(上)  堤克彦 

 

特集1 熊本大地震から五年「復興」はどこまで進んだか

熊本大地震から五年が経った。熊本城をはじめ文化施設はこの地震で壊滅的な大被害を蒙った。震災直後、一時呆然とした状態であったが、その後、それぞれ復旧復興の計画が立てられ、実行に移されている。被害が比較的軽微であった施設は再開している所もあるが、やっと再建のメドがついたという所が多い。いったいどこまで復興は進んでいるのか。率直に進捗状況を書いてもらった。

 

  災害多発の美しい国  平野有益 

  徳富記念園市指定文化財「徳富旧邸」、県指定史跡「大江義塾跡」の復旧状況について  熊本市文化財課

  熊本城の新天守閣は"お城型展望台"?  矢加部和幸

  復旧・復元」はできたが「復興」はどこまで進んだか  秋山大路 

  ジェーンズ邸が蘇る  本田憲之助 

  夏目漱石内坪井旧居  小原啓介

 

丹、に、紅がら、べんがら、弁柄  杉原實 

窓 招福開運干支凧で幸せを届ける  舩﨑直一 

いれずみ文化(9) 熊本藩の入墨刑と除墨帳  小野友道 

『「凡人崇拝」の非凡人戸川秋骨物語』  松井浩章

漫画談義

熊本マンガ伝道師が構想する 「武蔵と歩く熊本発見の旅」  橋本博

天狗の作家に寄り添って(2)  坂本福治

小説 微笑む人  古閑 章 

 

特集2 テルマエ熊本 温泉めぐり

今回の「テルマエ熊本 温泉めぐり」は、熊本大地震で被災し、また、その後の集中豪雨で被災を蒙った温泉を取りあげる。いわば廃業をも考えながら必死になって再建に取り組み、ようやく復活にたどりついた温泉である。それはいずれも天災による苦難の連続であり、心を動かされる話ばかりであるが、実は原稿依頼しても書けなかった温泉が幾つもあった。それを忘れず読んで欲しい。

 

  垂玉温泉の復興にあたり  八代目 山口雄也

  人吉温泉としらさぎ荘の変遷  しらさぎ荘顧問 髙山洋一

  湯浦温泉最後の一軒になった宿・亀井荘  亀井荘女将 中村千佳子

  旅への想い  南阿蘇村旅館心乃間間女将 藤江ちず子

 

熊本洋学校をめぐって(2) 熊本バンドとキリスト教  内村公春

キラリ・人  もの言えぬ動物の代弁者として発信基地を作りたい!  竜之介動物病院 徳田竜之介

はじめての木村祐章  木村祐章と文学青春時代3  木村兄弟(史彦・理郎) 

デコポンを救おう!  山下眞久

美術のこみち  銅像をめぐる 女性裸体像とアニメ・キャラクター像(前編)  永田郁

種田山頭火の熊本時代 井上智重氏の山頭火研究に疑義を呈す  古川富章 

「分け入つても分け入つても青い山」再考(下)山頭火研究家・古川富章氏に答える  井上智重 

クマモトを読む  胎児性患者の暮らしを赤裸々に ・原田正純『水俣の赤い海』/永野三智 

熊本の伝統料理 熊本藩士の料理集より「川魚なまぐさくなき煮様」と「からし漬の法」  戸次元子 

犬にかまれて 一升ビンのワイン  稲原豊命 

映画にキッス 山崎けいの シネエッセー&映画新作紹介 

創るシネマ『心の傷を癒すということ』公開  上田精一 

肥後医育塾

第2回「認知症の種類」

外科的治療ができる認知症疾患  平田好文 

レビー小体型認知症、パーキンソン病に伴う認知症の治療  中根俊成

脳血管障害に伴う認知症ケア  中島誠 

アルツハイマー病の治療の最前線  植田光晴 

 

医療相談室

液内科  河野文夫 

歯科  宮本格尚

眼科  井上俊輔

循環器内科  原田栄作

 

政治の真実を求めて 四〇年以上の原発稼働許さず  野田邦治

新聞時評 医療費二割負担、官庁と報道の姿勢  冨田啓一郎 

行政に喝 ジェンダーと地方自治  福山健氏 

法の烽火 労働者って一体何だ?  松野信夫 

 

表紙絵画/田代晃三