総合文化誌『KUMAMOTO』刊行会/発行
定価 1200円+税
2026年7月20日発行
目次
1988KUMAMOTO 写真・文 稲原 豊命
アーティストの主張 パロディ裁判被告一六年てん末記 マッド・アマノ
渕上清園「いのちのかぎり」――魂の書を体で感じて―― 稲田 春逕
私の一枚 青史さんの青史 麦田 耕
巻頭言 総合文化誌『KUMAMOTO』復刊に寄せて 古島 幹雄
藤好建史先生を偲んで 河野 文夫
私の文化論 今後の公共交通におけるタクシーの役割 小山 剛司
夏目漱石来熊記念年にあたって 村田 由美
六〇歳の一年生
―学びの喜びは無限の可能性へ―板崎八千代(七四歳) 徳永 尚美
クマモトを読む 初期の河野裕子 映し出す「鏡」
人間的短歌会発行 歌誌『人間的』/高本 文明
特集1 熊本の未来を考える
復刊号にふさわしい特集は何か? と考えた時、まず浮かぶのは我らがふるさと熊本は将来どうなっていくのか、ということだ。交通問題、高齢化問題(県の高齢化率は国の六~七年先を行っているという)、過疎化問題、ダム問題、水問題、熊本市庁舎移転…、数え上げればきりがない。そこで、多方面で活躍中の方々に熊本の未来について多角的に論じてもらった。
熊本の未来は明るいのか暗いのか 坂本 正
支えられた日々を、支え合う力に。
~熊本地震の教訓をこれからの一〇〇年へ~ 大西 一史
熊本の教育の今と未来 越猪 浩樹
熊本の音楽今昔と未来 森 義臣
移動祝祭の場へ ―美術館の五〇年とこれから 村上 哲
『関係ない』から『自分ごと』へ
―若者の社会参画がつくる熊本の未来 中野 伊莉
古民家再生による地域創生と多様な事業展開 本田 恭久
水俣病の七〇年をふり返る 蜂谷 紀之
自著を語る
『水俣 胎児との約束』改訂版と『MINAMATA Promise to the Unborn』 板井 八重子
いれずみ文化(17)彫り師の仕事 ― 大阪タトウー裁判から 小野 友道
小泉八雲の『雪女』と木下順二の『夕鶴』
~われわれの魂のふるさと~ 永田 満徳
美術のこみち(34) ―熊本のキリシタン遺物・南蛮美術(9)
天草市立キリシタン館新収蔵の新出の 《聖ヨセフと幼児キリスト》銅製原版について 関根 浩子
節子・クロソフスカ・ド・ローラ夫人とジョルジュ・サンドトリオin 菊池 岩根 美香
『塵劫記』をめぐって Ⅰ 吉田光由と『塵劫記』 上野 健爾
熊本バンドの同志社編入から一五〇年、熊本地震から一〇年を迎えて、熊本バンドを想う 小枝 弘和
熊本バンド結盟 一五〇周年記念早天祈祷会 古賀 一正
特集2 熊本地震から一〇年
未だに熊本地震の話題を振ると、みな滔々と語り出す。たった今、地震に遭遇したかのように。それだけショックも恐怖も大きかったのだ。地震のシンボルともなった熊本城の奇跡の一本石垣をはじめ、多くの史跡や歴史的建造物が被害を被った。阿蘇大橋をはじめとする南阿蘇村の被害も甚大だった。それらの復旧・復興に携わった人々にご苦労や知恵を伺った。
熊本地震において出来たこと、出来なかったこと
~発災から一〇年、創造的復興の歩みと教訓を次世代へ~ 田嶋 徹
熊本城の歴史文化を未来につなぐ 東野 洋尚
熊本地震を乗り越えて 太田 吉浩
熊本市記念館の取り組みについて 熊本市文化市民局文化創造部文化財課
追 悼
多くの人を繋いで逝った井上智重さん 副島 隆
井上智重という異風者 ―出久根達郎さんと「五足の靴」を旅した思い出― 小野 友道
熊本の伝統料理
熊本藩士のレシピ帖より 「芋巻」と「初霜」 戸次 元子
熊本を陸上競技の合宿、強化の聖地に 岡本 哲一
映画の死、そして再生 黒川 裕一
日本人の品格 渡邉 良明
行政に喝
国と県は長距離ミサイルの健軍駐屯地配備の説明会を 高林 秀明
新聞時評
事業見直しせまられる熊本市新庁舎建替え 平野 有益
法の烽火
名言「身の丈に合った事業」 松野 信夫
表紙絵画/板崎 八千代

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